必然性
何故、六甲山の砂防工事、治山工事においてケーブルクレーンが使用されるようになったのか?

その理由の一つに、仮設道路をつけるよりもケーブルクレーンの方が、自然を破壊することが
少ないことがあげられます。
国立公園内の行為ですから、当然と言えば当然ですが・・・

仮設道路と比較すれば、明らかに伐採面積は微少になり環境に及ぼす影響も軽減できます。
また六甲山のように 「混交林」 が多い地域では、伐採後2〜3年たてば、どこを伐採したかも、
見分けがつかなくなります。
伐採もできる限り高くしてやれば、次の春には勢いのある新芽が萌芽してきて・・・
自然の回復力にはいつも驚きと感謝です。